内戚(読み)ナイシャク

デジタル大辞泉 「内戚」の意味・読み・例文・類語

ない‐しゃく【内戚】

父方親戚しんせき。ないせき。⇔外戚げしゃく
「―にも外戚にも、女というものなむともしく侍る」〈宇津保・内侍督〉

ない‐せき【内戚】

父方の親類
[類語]父方父系

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「内戚」の意味・読み・例文・類語

ない‐しゃく【内戚】

〘名〙 (「しゃく」は「戚」の呉音) =ないせき(内戚)
※宇津保(970‐999頃)内侍督「ないしゃくにも外戚にも、女といふ物のなん乏しく侍る」

ない‐せき【内戚】

〘名〙 父方の親戚内親。ないしゃく。〔文明本節用集(室町中)〕 〔後漢書‐趙熹伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android