内検地(読み)ウチケンチ

デジタル大辞泉 「内検地」の意味・読み・例文・類語

うち‐けんち【内検地】

江戸時代幕府の命によって行われる検地に対して、藩内限りで独自に実施された検地。→検地

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「内検地」の意味・読み・例文・類語

ない‐けんち【内検地】

〘名〙 江戸時代、私領領主が施行する検地。幕府の行なう公検地に対する私検地をいい、内検地による領高を内高(うちだか)という。うちけんち。

うち‐けんち【内検地】

〘名〙 江戸時代、諸藩が独自で行なった検地。幕府の行なう公検地に対して私検地ともいう。

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