内海[町](読み)うちのみ

百科事典マイペディア 「内海[町]」の意味・わかりやすい解説

内海[町]【うちのみ】

香川県小豆(しょうど)島東半部を占める小豆(しょうず)郡の旧町。内海湾に面する草壁安田苗羽(のうま)の諸集落は船頭副業から発達した醤油の製造で知られ,つくだ煮も多産オリーブも栽培し,旧西村地区は日本最初のオリーブ試作地。良質の花コウ岩の石材も産する。草壁,坂手両港から阪神,高松船便がある。寒霞渓(かんかけい)がある。2006年3月,小豆郡池田町と合併し町制,小豆郡小豆島町となる。61.52km2。1万2752人(2003)。

内海[町]【うつみ】

広島県南東部,沼隈(ぬまくま)郡の旧町。沼隈半島沖合の田島横島からなる。農漁業を営み,柑橘(かんきつ)類,野菜花卉(かき)栽培,タイ・ヒラメ・ノリ養殖が盛ん。観光漁業も行う。本土と内海大橋で結ばれる。2003年2月,福山市に編入。12.66km2。3433人(2000)。

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