内藤 國夫(読み)ナイトウ クニオ

20世紀日本人名事典 「内藤 國夫」の解説

内藤 國夫
ナイトウ クニオ

昭和・平成期のジャーナリスト,評論家



生年
昭和12(1937)年5月27日

没年
平成11(1999)年7月8日

出生地
兵庫県芦屋市

学歴〔年〕
東京大学法学部〔昭和36年〕卒

経歴
昭和36年毎日新聞社に入社。44年の都庁詰め時代に「公明党素顔」を上梓、注目される。50年から約1年間警視庁キャップ。その後、編集委員として「人」欄などを担当。53年「同時進行ドキュメント」を毎日新聞紙上に連載し、同社を爼上に乗せて話題となった。55年「現代」7月号に「池田大作名誉会長復権にうごめく怪情報」を掲載し、スキャンダル暴露記事がきっかけで退職。のちラジオのパーソナリティーなども務めた。著書に「愛すればこそ―新聞記者をやめた日」「創価学会野望」「公明党の素顔」「経営とはこうするんや・坪内寿夫」「新聞記者として」「幻想大国・奇蹟の日本経済の構造」「悶死・中川一郎怪死事件」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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