内閣書記官(読み)ないかくしょきかん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「内閣書記官」の意味・わかりやすい解説

内閣書記官
ないかくしょきかん

内閣総理大臣もとにあって,内閣補助部局の中枢となり,大臣を補佐し,行政事務を分担するためにおかれた官職。その創設は,1879年3月 10日の太政官達にさかのぼるが,85年 12月 23日内閣制創設の詔勅が下るとともに,翌 24日内閣書記官制が制定され,その職制任務が一定された。内閣部局中の内閣書記官室に属し,その長を内閣書記官長と称した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android