内馬場(読み)ウチババ

デジタル大辞泉 「内馬場」の意味・読み・例文・類語

うち‐ばば【内馬場】

宮中武徳殿の前にあった馬場節会せちえの際、天皇騎射うまゆみくらべ馬などを見た。
庭につくった犬追物いぬおうものの馬場。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「内馬場」の意味・読み・例文・類語

うち‐ばば【内馬場】

〘名〙
① 宮中の武徳殿の前にあった馬場。節会(せちえ)のときなどに、天皇が騎射(うまゆみ)競馬(くらべうま)を見た。壺の馬場。
延喜式(927)四六「凡内馬場埒料楉二百四十荷、葛二十荷」
② 庭を利用して作った犬追物(いぬおうもの)の馬場。壺の馬場。〔家中竹馬記(1511)〕

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