デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「円照(2)」の解説 円照(2) えんしょう 1221-1277 鎌倉時代の僧。承久(じょうきゅう)3年生まれ。聖守(しょうしゅ)の弟。良遍に法相(ほっそう)を,覚盛(かくじょう)と叡尊(えいそん)に律を,円爾(えんに)に禅をまなび,教律禅の一致をとなえる。建長3年東大寺戒壇院にはいり律の再興につとめる。正嘉(しょうか)元年造東大寺大勧進となった。建治(けんじ)3年10月22日死去。57歳。大和(奈良県)出身。号は実相房。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例