円頂(読み)エンチョウ

デジタル大辞泉 「円頂」の意味・読み・例文・類語

えん‐ちょう〔ヱンチヤウ〕【円頂】

まるい、いただき。
髪をそった頭。坊主頭円顱えんろ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「円頂」の意味・読み・例文・類語

えん‐ちょう ヱンチャウ【円頂】

〘名〙
① 最上部がまるくなっていること。まるいいただき。
旅日記から(1920‐21)〈寺田寅彦〉一「小船の苫屋根は竹で編んだ円頂で」
② 頭がまるいこと。まるい頭。〔説苑弁物
③ 特に、剃髪(ていはつ)して頭をまるめること。また、その頭。転じて、頭をまるめた僧形の人。僧。出家
本朝麗藻(1010か)下・暮秋勧学会於法興院聴講法花経同賦世尊大恩〈藤原有国〉「円頂戴来難思議、両肩荷負不任」

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