冥恩(読み)ミョウオン

デジタル大辞泉 「冥恩」の意味・読み・例文・類語

みょう‐おん〔ミヤウ‐〕【冥恩】

目に見えない神仏恩恵冥加みょうが
「これ天照大神の―なり」〈盛衰記・四〇〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「冥恩」の意味・読み・例文・類語

みょう‐おん ミャウ‥【冥恩】

〘名〙 仏語。冥々(めいめい)うちに神仏が人間に下し与える恩徳。目に見えない神仏の恵み。冥加
源平盛衰記(14C前)四〇「日本の愚猟一振の剱を求て帯(はき)ながら山中の獣を得たり、是天照太神の冥恩(ミャウオン)也と思ければ」

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