冥路（読み）めいろ

精選版 日本国語大辞典

めい‐ろ【冥路】

〘名〙 冥土(めいど)のこと。また、冥途の道。

※続日本紀‐文武三年（699）五月辛酉「思_下寵_二往魂_一用慰_中冥路_上」

※海道記（1223頃）東国にさまよひ行く子「地獄に堕ぬれは、冥路山嶮し」 〔唐宣宗‐弔白居易詩〕

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

めい‐ろ【冥路】

「冥土めいど」に同じ。
「―昏々たり、われを弔ふ人なし」〈謡・海人〉

出典　小学館

普及版 字通

【冥路】めいろ

よみじ。宋・柳永〔秋香引〕詞　(こ)の回(たび)みは斷ゆ　永く天涯の(へだ)たりを作(な)せり　仙島に向へるか　冥路に歸れるか　兩(ふたつ)ながら息無し

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出典　平凡社「普及版 字通」