デジタル大辞泉 「出で来」の意味・読み・例文・類語 いで・く【▽出で来】 [動カ変]1 内から出てくる。現れる。「げにいとあはれなりなど聞きながら、涙のつと―・こぬ、いとはしたなし」〈枕・一二七〉2 生まれる。「いまだ皇子も姫君も―・きさせ給はず」〈平家・三〉3 生じる。起こる。「わろびたる事ども―・くるわざなめれば」〈源・帚木〉4 巡り合う。でくわす。「三月の一日に―・きたる巳みの日」〈源・須磨〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例