デジタル大辞泉
「出口」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
で‐ぐち【出口】
[1] 〘名〙 (「で
くち」とも) 外へ出るために設けられたくち。出るための所。比喩的に、抑圧された
感情などを発散させるきっかけをもいう。〔文明本節用集(室町中)〕
※
人情本・英対暖語(1838)二「庭の
雨戸や椽がはの出口戸口を改めに」
※苦の世界(1918‐21)〈
宇野浩二〉二「出口をもとめてゐたヒステリイの
発作が彼女におこったのであった」
[2] 京都島原の遊郭、江戸吉原の遊郭の出口であった
大門口のこと。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出口
でぐち
[現在地名]津市出口岩田
山中と野崎垣内の東に位置し、地籍上は岩田村に属する。「累世記事」(上野市立図書館蔵)に「西の口出屋敷」とあり、弁財町・八幡町とともに「高次公御代」にできたと記している。一七世紀中頃に集落の形が生れてきたのであろう。久居城下への公道にあり、半田越久居道と高茶屋道とが分岐し、津からの出口にあたっていた。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
普及版 字通
「出口」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報