世界大百科事典(旧版)内の刀剣騎士団の言及
【エストニア】より
…(1)ドイツ時代 この頃未開のバルト地方はドイツ商人と異教改宗を目ざすキリスト教の聖職者を引きつけていた。ラトビアのリガで司教のアルベルトは刀剣騎士団を結成し(1208),北方へ向かって本格的な伝道攻撃をしかけてきた。エストニアの部族集団は頑強に抵抗したが,デンマーク王バルデマール2世がアルベルトと結んで,1219年十字軍をエストニアの北岸に上陸させてタリンの市を築いたため,エストニア人は外敵に屈従することとなった。…
※「刀剣騎士団」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」