刃に伏す(読み)ヤイバニフス

デジタル大辞泉 「刃に伏す」の意味・読み・例文・類語

やいば・す

自害する。
「この赤き心を後にぞ知らせまつらんとて、―・して果て給ひき」〈読・八犬伝・九〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「刃に伏す」の意味・読み・例文・類語

やいば【刃】 に 伏(ふ)

刃の上に身を伏せる。刃で身を貫く。自害する。剣に伏す。
太平記(14C後)二〇「氊城食竭而君王自臥戦場之刃(せんぢゃうのヤイバニフス)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android