刃風(読み)はかぜ

精選版 日本国語大辞典 「刃風」の意味・読み・例文・類語

は‐かぜ【刃風】

〘名〙 刀を振る時に生じる風。
曾我物語(南北朝頃)八「俄に雨風吹きてこの太刀を吹き動かしければ、はかぜに側なりける草紙三帖が紙数七十枚切れたりけり

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android