分散(統計)(読み)ぶんさん

百科事典マイペディア 「分散(統計)」の意味・わかりやすい解説

分散(統計)【ぶんさん】

資料x1,x2,…,x(/n)の偏差2乗平均値,つまり(式1)をいう。ここでx=(x1+x2+…+x(/n))/nは資料の平均値。資料の散らばり具合を表し,分散が小さいほど資料は平均値付近に集中する。母集団から抽出した標本x1,x2,…,x(/n)については(式2)を使うことが多く(xは標本の平均)これを不偏分散といい,n−1を自由度という。→標準偏差
→関連項目F分布

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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