分段生死(読み)ブンダンショウジ

デジタル大辞泉 「分段生死」の意味・読み・例文・類語

ぶんだん‐しょうじ〔‐シヤウジ〕【分段生死】

仏語六道輪廻りんねする凡夫生死。人の身は寿命果報などに一定限界があるところから分段という。→変易生死へんやくしょうじ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「分段生死」の意味・読み・例文・類語

ぶんだん‐しょうじ ‥シャウジ【分段生死】

〘名〙 仏語。衆生が迷いの世界で受ける生死で、与えられた身体大小や寿命の長短をもって、三界・六道に輪廻すること。分段。生死。
※勝鬘経義疏(611)法身章「分段生死是有人所一レ知」 〔三蔵法数‐六〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android