切下文(読み)きりくだしぶみ

精選版 日本国語大辞典 「切下文」の意味・読み・例文・類語

きり‐くだしぶみ【切下文】

〘名〙 儀式行事などに必要な物資費用を割当てたり、未納を催促する文書。宛課する品目数量を記載する。切符(きりふ)
朝野群載‐六・寛弘元年(1004)一二月一二日「官切下文

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デジタル大辞泉 「切下文」の意味・読み・例文・類語

きり‐くだしぶみ【切下文】

平安時代大蔵省から諸国に、租税や儀式・行事の費用の割り当てなどのために発行された文書。

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