切能・尾能(読み)きりのう

精選版 日本国語大辞典 「切能・尾能」の意味・読み・例文・類語

きり‐のう【切能・尾能】

〘名〙 一日番組最後に演じる能。五番立て能組のときの最後に位置するところから、五番目物ともいう。切。切の能。
※俳諧・両吟一日千句(1679)第五「きり能や一足飛に越ぬらん〈友雪〉 田楽法師かろき春日野〈西鶴〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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