刈干(読み)かりほす

精選版 日本国語大辞典 「刈干」の意味・読み・例文・類語

かり‐ほ・す【刈干】

〘他サ四〙 草木海藻などを刈り取って日にかわかす。
万葉(8C後)四・五二一「庭に立つ麻手(あさで)苅干(かりほし)布さらす東女(あづまをみな)を忘れたまふな」
※俳諧・炭俵(1694)下「片岡の萩や刈ほす稲の端〈猿雖〉」

かり‐ぼし【刈干】

〘名〙 (「かりほし」とも)
① 刈り取った稲を稲架(はさ)にかけて干すこと。《季・秋》
② 刈り取った草を、干し草にするために干すこと。《季・夏》

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉プラス 「刈干」の解説

刈干

宮崎県、高千穂酒造株式会社が製造・販売するそば焼酎

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android