刈谷[市](読み)かりや

百科事典マイペディア 「刈谷[市]」の意味・わかりやすい解説

刈谷[市]【かりや】

愛知県中西部,岡崎平野北部を占める市。1950年市制。中心市街は尾張・三河国境をなして知多湾に注ぐ境川左岸にあり,1533年水野忠政の亀城築城に始まる城下町として発達。明治中期に東海道本線,大正初期に名鉄三河線開通や大正末の豊田紡織豊田自動織機の工場設立を機に工業都市として発展した。輸送用機器工業が市の製造品出荷額約1兆3000億円の6割以上(2003)を占めている。50.39km2。14万5781人(2010)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android