初学(読み)しょがく

精選版 日本国語大辞典 「初学」の意味・読み・例文・類語

しょ‐がく【初学】

〘名〙 はじめて学芸をまなぶこと。学芸のまなびはじめであること。また、その人。新学。ういまなび。
本朝無題詩(1162‐64頃)五・秋夜即事〈源経信〉「初学文才堪目、詞場老後去加還」
読方入門(1884)〈文部省〉「小学最下級に於て、初学生徒に読方を授くるの用に供したるものなれば」 〔史記‐賈誼伝〕

うい‐まなび うひ‥【初学】

〘名〙 初めて学問を学ぶこと。また、学問が未熟な段階をいう。にいまなび。ういがく。
随筆玉勝間(1795‐1812)一一「うひまなびのともがらのよみ出たる歌は」

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デジタル大辞泉 「初学」の意味・読み・例文・類語

しょ‐がく【初学】

ある分野の学問を初めて学ぶこと。また、学問というものに初めて接すること。また、その人。「初学者」

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普及版 字通 「初学」の読み・字形・画数・意味

【初学】しよがく

学びはじめたばかり。〔史記、賈生伝〕律令定する~其の皆賈生より之れを發す。~絳・(周勃・嬰)~の屬、~乃ち賈生を短(そし)りて曰く、陽の人、年少初學、專らを擅(ほしいまま)にし、事を亂せんと欲すと。

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