初旅(読み)はつたび

精選版 日本国語大辞典 「初旅」の意味・読み・例文・類語

はつ‐たび【初旅】

〘名〙
① 生まれてはじめて旅をすること。また、その旅。
仮名草子東海道名所記(1659‐61頃)五「それがしは都の者にてまだ初旅なれば、足もはや疲れ侍べり」
新年になってはじめて旅に出ること。正月中に旅に出ること。また、その旅。《季・新年》
※ホトトギス雑詠選集‐冬(1943)〈高浜虚子選〉「初旅や寧楽御仏拝みたく〈虚王〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「初旅」の意味・読み・例文・類語

はつ‐たび【初旅】

はじめて旅をすること。「海外への初旅
新年になってはじめて旅をすること。また、その旅。 新年》

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