初産婦(読み)ショサンプ

デジタル大辞泉 「初産婦」の意味・読み・例文・類語

しょさん‐ぷ【初産婦】

初めて子を産む女性

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「初産婦」の意味・わかりやすい解説

初産婦
しょさんぷ

初めて出産する婦人をいう。経産婦に対する語。初めての出産では,2回目以降に比して,陣痛微弱,分娩遷延などの異常経過をとる確率が高いので,注意が必要である。

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世界大百科事典(旧版)内の初産婦の言及

【出産】より

…異常分娩とは上記の条件を満たさない場合である。
[その他の分け方]
 初めて出産する女性を初産婦,以前に出産したことのある女性を経産婦という。前回の出産が妊娠24週未満の場合は初産婦として取り扱う。…

【妊娠】より

…【石居 進】
【ヒトの妊娠】
 ヒトの妊娠も受精卵の着床によって始まり,胎芽embryoから胎児fetusとなって胎外生活が可能となるまで発育する現象をいい,出産によって終わる生理的現象をさす。妊娠している婦人を妊婦といい,はじめて妊娠した人を初妊婦,2度目以後の妊娠をしている人を経妊婦,妊娠第24週以上での分娩をはじめて経験する人を初産婦,2度目以後の分娩を経験する人を経産婦という。
[妊娠持続日数]
 妊娠持続日数を正確に知ることは困難であることが多いので,臨床上は最終月経の第1日から分娩に至る日数を妊娠持続日数と規定している。…

※「初産婦」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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