精選版 日本国語大辞典 「刺・棘」の意味・読み・例文・類語
とげ【刺・棘】
〘名〙
※雑兵物語(1683頃)下「麦のとげが皆つんぬけるもんだ所で」
② 竹・木などのとがった細片が人の肌につきささったもの。
※浮世草子・好色五人女(1686)四「左の人さし指に有かなきかのとげの立けるも」
③ 飲食の際、魚の小骨などが、のどに刺さったもの。
④ 人の心を刺すようなもの。人の心を故意に傷つけようとするようなことば。
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