刺鑿(読み)さすのみ

精選版 日本国語大辞典 「刺鑿」の意味・読み・例文・類語

さす‐のみ【刺鑿】

〘名〙 槌(つち)で打たないで、手で押して穴をあける鑿。柄と茎が長く三〇センチメートルぐらいある。突き鑿。
※新撰類聚往来(1492‐1521頃)上「番匠之具 同鍛冶具〈略〉目扣(めうち)、指鏨(サスノミ)、計曵(けひき)、木剖(きわり)

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デジタル大辞泉 「刺鑿」の意味・読み・例文・類語

さす‐のみ【刺×鑿】

鑿の一。柄の長さが約30センチあり、突くようにして材に比較的大きい穴をあけるもの。突き鑿。

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