剛腹(読み)ゴウフク

デジタル大辞泉 「剛腹」の意味・読み・例文・類語

ごう‐ふく〔ガウ‐〕【剛腹】

[名・形動]度量が大きく、こせこせしないこと。大胆でものおじしないこと。また、そのさま。ふとっぱら。「剛腹な男」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「剛腹」の意味・読み・例文・類語

ごう‐ふく ガウ‥【剛腹】

〘名〙 (形動)
胆力のすわっていること。こせこせしないこと。また、そのさま。ふとっぱら。剛胆
※明るい風(1958)〈河盛好蔵山県元帥とブドー酒「山県という人は剛腹をもってきこえた人である」
② (「愎」「腹」の混同によるか) =ごうふく(剛愎)〔布令字弁(1868‐72)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android