剣の刃渡り(読み)つるぎのはわたり

精選版 日本国語大辞典 「剣の刃渡り」の意味・読み・例文・類語

つるぎ【剣】 の 刃渡(はわた)

曲芸一種。刀の刃の上を素足で渡るもの。転じて、きわめて危険なことのたとえ。
歌舞伎天衣紛上野初花河内山)(1881)序幕「いはば剣(ツルギ)刃渡(ハワタ)りに唯の者には出来ねえ仕事

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「剣の刃渡り」の意味・読み・例文・類語

つるぎ刃渡はわた

刀の刃の上を素足で渡る曲芸。転じて、きわめて危険なことのたとえ。かみそり刃渡り
我輩生涯は―だから」〈魯庵社会百面相

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android