剣帯(読み)けんたい

精選版 日本国語大辞典 「剣帯」の意味・読み・例文・類語

けん‐たい【剣帯】

〘名〙
① 剣と革帯。佩剣(はいけん)と革帯。〔春秋左伝‐襄公二一年〕
② 明治以後、爵位の者や文武官が用いた剣をつるす帯。階級によってつくりが異なった。
※宮内省達五号‐明治一九年(1886)一二月四日「(改正)文官大礼服制表並図 剣帯 黒羅紗にて製し白絹平織の組を付す」

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デジタル大辞泉 「剣帯」の意味・読み・例文・類語

けん‐たい【剣帯】

剣と革帯かわおび
文武官などが帯剣の際に用いた帯。

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普及版 字通 「剣帯」の読み・字形・画数・意味

【剣帯】けんたい

大刀の緒。

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