副島雲谷(読み)そえじま うんこく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「副島雲谷」の解説

副島雲谷 そえじま-うんこく

?-? 江戸時代前期の陶工
朝鮮から渡来した陶工で,肥前吉田窯(佐賀県嬉野(うれしの)町)の開祖寛永(1624-44)のころ有田から蓮池(はすのいけ)藩主鍋島直澄(なべしま-なおずみ)にまねかれて藤津郡吉田郷に築窯。以後同族が明治まで陶業をつづけた。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android