(読み)ふく

精選版 日本国語大辞典 「副」の意味・読み・例文・類語

ふく【副】

〘名〙
① 主なものにつきそってその助けとなること。また、そのもの、人。多く、副知事・副委員長・副支配人などの略語としていう。〔英和外交商業字彙(1900)〕 〔漢書‐趙充国伝〕
書物書類原本を写した書き物。うつし。ひかえ。副本。〔漢書‐高恵高后文功臣表〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「副」の意味・読み・例文・類語

ふく【副】[漢字項目]

[音]フク(呉)(漢) [訓]そう そえる すけ
学習漢字]4年
主たるものにつき添うもの。控え。「副業副将副賞副食副審副本正副
添える。「副葬副木
余計につけ加わる。「副作用副産物
[名のり]すえ・つぎ・ます

ふく【副】

主なものに伴って補佐となること。また、そのものや人。副知事・副委員長など。
書物・書類の原本を写した控え。写し。「正二通の申請書」⇔

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android