割札(読み)ワリフダ

デジタル大辞泉 「割札」の意味・読み・例文・類語

わり‐ふだ【割(り)札】

割り符1」に同じ。
割引の札。割引券

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「割札」の意味・読み・例文・類語

わり‐ふだ【割札】

〘名〙
江戸時代富籤(とみくじ)で、本札を札屋に留め置き、一札二分あるいは四分した価格で売る仮札。その札が当選したときはその価格に応じて本札の二分の一あるいは四分の一の賞金を受けとることができた。〔随筆守貞漫稿(1837‐53)〕
③ 割引の札。割引券。

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