剽軽玉(読み)ヒョウキンダマ

デジタル大辞泉 「剽軽玉」の意味・読み・例文・類語

ひょうきん‐だま〔ヘウキン‐〕【×軽玉】

ひょうきんなこと。また、その人。
「同じ心の―、抜け舟を急がせ」〈浮・一代男・五〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「剽軽玉」の意味・読み・例文・類語

ひょうきん‐だま ヘウキン‥【剽軽玉】

〘名〙 ふらふらと浮かれ歩くなどして、ひょうきんなこと。また、その人。
※俳諧・西鶴大矢数(1681)第三〇「噫浮(あこがるる)へうきん玉と思へとも 暮の睦言半分はうそ

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android