劈頭(読み)へきとう

精選版 日本国語大辞典 「劈頭」の意味・読み・例文・類語

へき‐とう【劈頭】

〘名〙 事のはじめ。まっさき。最初
※棒三昧(1895)〈正岡子規〉「彼の所説雑誌の劈頭に掲げて以て雑誌の栄となすに至りては」 〔水滸伝‐四四回〕

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デジタル大辞泉 「劈頭」の意味・読み・例文・類語

へき‐とう【×劈頭】

物事のいちばん初め。最初。冒頭。「開会劈頭から紛糾する」
[類語]始め最初当初初期初頭冒頭出出でだ滑り出し初手しょて出端ではなはなしょぱなまず第一一次原初嚆矢こうし手始め事始め優先一番しょぱないの一番真っ先先立ち先頭始期早期はし口開け取っ付きあたまのっけスタート取り敢えず差し当たりひとまず当座序の口皮切り第一歩第一声始まり始まる始めるトップ初発発端端緒濫觴らんしょう権輿けんよ起こりとば口取っ掛かり開始幕開き開幕立ち上がり口切り最優先何をおいても何はさておき何はともあれ口火を切る先ず以て

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普及版 字通 「劈頭」の読み・字形・画数・意味

【劈頭】へきとう

まっ先。

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