力足(読み)チカラアシ

デジタル大辞泉 「力足」の意味・読み・例文・類語

ちから‐あし【力足】

相撲で、四股しこのこと。
強く力をこめて足を踏みおろすこと。また、その足。
二人が踏みける―に」〈太平記・一七〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「力足」の意味・読み・例文・類語

ちから‐あし【力足】

〘名〙
① 力を込めた足。また、足に力を込めること。
※太平記(14C後)一七「二人が踏(ふみ)ける力足に、山の片岸崩れて足もたまらざりければ」
② 相撲で、四股(しこ)のこと。
※雑俳・神酒の口(1775)「どっさりと位さだめの力足」

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