功力金二郎（読み）くぬぎ きんじろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus

功力金二郎 くぬぎ-きんじろう

1903－1975　昭和時代の数学者。
明治36年2月20日生まれ。昭和3年フランスに留学,パリ大のフレシェに師事。7年北海道帝大教授となる。24年阪大教授。14年抽象空間の研究で学士院賞。功力-ブールリングの定理でも知られる。昭和50年12月19日死去。72歳。山梨県出身。東京帝大卒。著作に「解析学要論」など。

出典　講談社

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

功力金二郎
くぬぎきんじろう

[生]1903.2.20. 山梨
[没]1975.12.19. 兵庫
数学者。東京大学数学科卒業 (1926) 。東京高等学校教授，北海道大学助教授を経て同教授 (32) ，大阪大学教授 (49) 。 1939年「抽象空間の研究」により帝国学士院賞を受ける。日本学士院会員。

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