加納鉄哉(読み)かのう てっさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「加納鉄哉」の解説

加納鉄哉 かのう-てっさい

1845-1925 幕末-明治時代彫刻家
弘化(こうか)2年2月15日生まれ。安政5年に出家したが,明治元年(1868)還俗(げんぞく)し,上京。日本,中国古美術を研究し,東京美術学校(現東京芸大)でおしえた。退職後,木彫,銅像,乾漆像などの制作に力をそそいだ。大正14年10月死去。81歳。美濃(みの)(岐阜県)出身。名は光太郎。作品に「三蔵法師」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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