加藤霞石(読み)かとう かせき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「加藤霞石」の解説

加藤霞石 かとう-かせき

1802-1873 江戸時代後期の医師,漢詩人。
享和2年生まれ。内木玄通,足立長雋(ちょうしゅん)に医学をまなび,郷里の安房(あわ)(千葉県)平久里中村開業詩文や書にすぐれ,その住まいには大沼枕山,梁川星巌(やながわ-せいがん)らの文人が来訪した。のち伊勢(いせ)(三重県)長島藩につかえた。明治6年4月1日死去。72歳。名は済。字(あざな)は世美。通称は玄叔。別号に椿山。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android