動径(読み)どうけい

精選版 日本国語大辞典 「動径」の意味・読み・例文・類語

どう‐けい【動径】

〘名〙 定円の周上の動点と円の中心とを結んで得られる半径のこと。一般角三角関数極座標を考えるときに用いられる。〔工学字彙(1886)〕

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デジタル大辞泉 「動径」の意味・読み・例文・類語

どう‐けい【動径】

角を回転で表す場合の、回転する半直線のこと。

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世界大百科事典(旧版)内の動径の言及

【座標】より


[極座標polar coordinates]
 平面上に1点OとOからでる半直線OXを定めるとき,この平面上の点Pの位置は,線分OPの長さrと半直線OPの半直線OXからの角θによって表される。(r,θ)をPの極座標といい,rを動径,θを偏角という。このとき,Oを原点または極といい,半直線OXを原線という(図7)。…

※「動径」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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