動摩擦係数(読み)どうまさつけいすう

精選版 日本国語大辞典 「動摩擦係数」の意味・読み・例文・類語

どうまさつ‐けいすう【動摩擦係数】

〘名〙 動摩擦力と面に働く垂直抗力との比。接触する両物体の面の性質によってきまる定数運動の速さ、接触面の大きさには近似的には関係しない。油が入ると小さくなる。運動摩擦係数。

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デジタル大辞泉 「動摩擦係数」の意味・読み・例文・類語

どうまさつ‐けいすう【動摩擦係数】

動摩擦力は物体に作用する垂直抗力に比例する。このときの比例定数。その値は静止摩擦係数の値よりは小さい。

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世界大百科事典(旧版)内の動摩擦係数の言及

【摩擦】より

FfsPより大きくなると物体はすべり始めるが,すべっているときにもF′=fkPなる摩擦力が働く。これを動摩擦力といい,fkを動摩擦係数という。図1-bに斜面におけるすべり摩擦を示しておく。…

※「動摩擦係数」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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