勝田蕉琴(読み)かつた しょうきん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「勝田蕉琴」の解説

勝田蕉琴 かつた-しょうきん

1879-1963 大正-昭和時代の日本画家。
明治12年11月3日生まれ。橋本雅邦に入門。岡倉天心推薦で王族タゴール家にまねかれ,インド仏画の制作と仏教美術の研究に従事。明治40年帰国し,第1回文展で「出城釈迦」「降魔」が初入選。帝展,新文展で活躍,帝展の審査員もつとめた。昭和38年9月9日死去。83歳。福島県出身。東京美術学校(現東京芸大)卒。本名良雄。作品はほかに「林の中から」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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