勤め(読み)ツトメ

デジタル大辞泉 「勤め」の意味・読み・例文・類語

つとめ【勤め/務め】

当然果たさなければならない事柄任務義務。「税金を納めることは国民の―だ」
官公庁・会社などに雇われて、働くこと。勤務。「一日の―を終える」
仏道の修行。また、僧侶日課として行う勤行ごんぎょう。「朝夕の―を欠かさない」
遊女などが稼業として客の相手をすること。
「あの娼妓は、あなたにゃあ―をはなれた、仕うちでげすぜ」〈魯文安愚楽鍋
遊女の揚げ代。また一般に、支払うべき金銭勘定
「四十ばかりの女、…―をとりにきたり」〈滑・膝栗毛・六〉
[類語](1にん任務義務責任責務本務使命役目やく役儀ぶん本分職分職責責め課業日課/(2勤務仕事労働職務作動稼働起動勤労作業労作労務労役実働働き勤続/(3お勤め勤行ごんぎょう看経かんきん読経どきょう礼拝らいはい

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android