勤仕(読み)きんし

精選版 日本国語大辞典 「勤仕」の意味・読み・例文・類語

きん‐し【勤仕】

〘名〙 (「きんじ」とも) 職務をつとめること。また、その人。ごんし。
明衡往来(11C中か)上本「又依人数仕陪膳畢」
日葡辞書(1603‐04)「Qinji(キンジ)
読本近世説美少年録(1829‐32)三「なほ四五年も勤仕(キンシ)して」

ごん‐し【勤仕】

〘名〙 (「ごん」は「勤」の呉音) 職務につとめること。勤務きんし
御堂関白記‐長和二年(1013)八月二一日「修善結願〈略〉後施所家儲物、大僧都十疋、少僧都八疋、律師七疋、凡僧五疋、番僧各一疋、又擅承仕手作各二端、勤仕各一端

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デジタル大辞泉 「勤仕」の意味・読み・例文・類語

きん‐し【勤仕】

[名](スル)《「きんじ」とも》職務・役目をつとめ、つかえること。ごんし。「宮中勤仕する」

ごん‐し【勤仕】

きんし(勤仕)

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普及版 字通 「勤仕」の読み・字形・画数・意味

【勤仕】きんし

勤務。

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