北の造園遺産(読み)きたのぞうえんいさん

事典 日本の地域遺産 「北の造園遺産」の解説

北の造園遺産

日本造園学会では、各支部の下で全国の「造園遺産」を把握し広くその存在を知らせるための事業を進めている。北海道支部では「北の造園遺産」として残されている資産を把握し、保護保全に結びつけるべく活動を行っている。選考委員会の審議を経て選定され、2010(平成22)年の第1次選定から第3次選定まで、計17件が認定されている。〔選定対象〕近代(幕末期から昭和20年代)に造成されたもので、道内で造られてきた公園庭園、造園的視点から価値があると考えられるもの、次世代のランドスケープ形成に役立てるうえで重要と考えられるもの。
[選定機関] 日本造園学会北海道支部
[選定時期] 2010(平成22)年~
[登録・認定名] 函館公園 | 大通公園 | 中島公園 | 小樽公園 | 旧岩船庭園「香雪園」 | 道庁前イチョウ並木 | 北大植物園 | 円山公園・北海道神宮境内域 | 常磐公園 | 真鍋庭園 | 大沼公園 | 赤松街道 | 広路 | 野幌森林公園 | 深川林地 | 二十間道路桜並木 | 鶴ヶ岱公園・春採公園(旧釧路公園)

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域遺産」事典 日本の地域遺産について 情報

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