北川温泉(読み)ほっかわおんせん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「北川温泉」の意味・わかりやすい解説

北川温泉
ほっかわおんせん

静岡県伊豆半島東岸、賀茂(かも)郡東伊豆町にある温泉泉質硫酸塩泉天城(あまぎ)山南東斜面の相模灘(さがみなだ)に臨む海岸沿いに位置する。温泉掘削以前はブリ定置網漁で知られた漁村で、新興の温泉地である。伊豆急行線、国道135号が海岸に沿って通じる。

北川光雄]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「北川温泉」の意味・わかりやすい解説

北川温泉
ほっかわおんせん

静岡県東部,伊豆半島東海岸,東伊豆町にある温泉。 1956年に湧出した新興温泉の1つ。伊豆大島や沖の漁火の眺めは印象的である。古くからブリ漁の定置網で知られ,冬のブリ鍋料理は有名。泉質は食塩泉泉温は 54~95℃。リウマチ切り傷,胃腸病,神経痛などにきく。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

デジタル大辞泉プラス 「北川温泉」の解説

北川温泉

静岡県賀茂郡東伊豆町、伊豆半島東岸、相模灘に臨む温泉。“北川”は「ほっかわ」と読む。波打ち際の公営温泉「黒根岩風呂」が有名。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android