ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「北村徳太郎」の意味・わかりやすい解説
北村徳太郎
きたむらとくたろう
[没]1968.11.15. 佐賀
政治家。関西大学を卒業後,実業界に入り,鈴木商店などを経て 1943年,長崎県佐世保市に拠点を置く親和銀行頭取となる。第2次世界大戦後の 1946年4月衆議院議員総選挙で初当選し,吉田茂内閣の大蔵政務次官,片山哲内閣の運輸大臣,芦田均内閣の大蔵大臣を歴任。民主党幹事長となる。1953年の総選挙に落選後は民間経済外交に尽力,特にソビエト連邦,中国,中近東との経済協力拡大に貢献した。
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