北村篤所(読み)きたむら とくしょ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「北村篤所」の解説

北村篤所 きたむら-とくしょ

1647-1718 江戸時代前期-中期儒者
正保(しょうほ)4年生まれ。近江(おうみ)(滋賀県)の人。伊藤仁斎(じんさい)にまなぶ。元禄(げんろく)9年大和(奈良県)戒重(かいじゅう)藩にまねかれ藩校遷喬館(せんきょうかん)教授となる。藩主織田長清(ながずみ)の侍講もつとめた。享保(きょうほう)3年7月11日死去。72歳。名は可昌。字(あざな)は伴平。通称は伊兵衛。著作に「古学先生碣銘行状」「篤所詩集」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android