デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「北条兼時(2)」の解説 北条兼時(2) ほうじょう-かねとき 1264-1295 鎌倉時代の武将。文永元年生まれ。北条宗頼の長男。弘安(こうあん)3年長門(ながと)守護。7年六波羅(ろくはら)探題南方,のち同北方となり摂津・播磨(はりま)の守護をかねた。正応(しょうおう)6年蒙古襲来にそなえ北条(名越)時家とともに鎮西(ちんぜい)探題となって九州におもむく。永仁(えいにん)3年鎌倉にかえって評定衆となる。同年9月18日死去。32歳。初名は時業(ときなり)。通称は相模(さがみ)七郎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例