北野天満宮社殿(読み)きたのてんまんぐうしゃでん

世界大百科事典(旧版)内の北野天満宮社殿の言及

【北野天満宮】より

…京都市上京区馬喰町に鎮座。祭神は菅原道真,相殿には中将殿(道真の長子,高視),吉祥女(道真の北の方)をまつる。道真は903年(延喜3)に大宰府で没し,905年に味酒安行が神託によって墓地に神殿を造立した。これが太宰府天満宮である。942年(天慶5),右京七条二坊の多治比文子(たじひのあやこ)が神託によって自宅の辺に道真をまつったという(現,下京区天神町,文子天満宮)。947年(天暦1),神良種(みわのよしたね)の子,太郎丸に託宣があり,北野朝日寺の僧最珍の尽力があって,同年,北野の右近衛府の馬場の地に神殿を造立した。…

※「北野天満宮社殿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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