十に八九(読み)ジュウニハック

デジタル大辞泉 「十に八九」の意味・読み・例文・類語

じゅう八九はっく

十中八九じっちゅうはっく」に同じ。
自分の門生だから、―はかくすですもの」〈鏡花婦系図

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「十に八九」の意味・読み・例文・類語

じゅう【十】 に =八九(はっく)[=九八(くはち)

(十ある中の八つか九つということで、可能性確率などが高い意) 大部分。おおかた。十が九までは。十が九つ。十中八九(じっちゅうはっく)
※新撰類聚往来(1492‐1521頃)中「田頭却成大河数日也。故所秋納十九八空手」
※婦系図(1907)〈泉鏡花〉前「十に八九は秘(かく)すですもの」

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